小さな約束ほど守る
お金に縁のある人は「お金」よりも人との「信頼関係」を大切にします。
なぜなら「信頼」こそが、仕事や生活を一緒に営む基礎。信頼できる関係があってこそ、つき合うことができるし、お金も健全に働くのです。
信頼される人とは「この人なら大丈夫」と信じて頼れる人。信頼は一朝一夕につくれるものではなく、貯金のように“小さな行い”によってコツコツ貯まっていきます。
仕事であれば、顧客に別なお客を紹介してもらったり、困ったときは同僚に助けられたり、失業しても取引先からオファーされたり…と、お金以上の恩恵があるもの。つまり“信頼貯金”が貯まるほど、生きやすくなるわけです。
“信頼貯金”をふやすためにまず心がけるべきは「小さな約束ほど守る」という習慣。大きな約束は「できなくてもしょうがないか」と思われますが、小さな約束が守れないと「簡単にできることなのに」と失望されます。
反対に、小さな約束をちゃんと守ってくれる人は「自分を大切にしてくれる」と喜ばれます。「折り返し電話するね」と言ったら電話する。「資料おくります」と言ったら送る。「その仕事、やっときます」と言ったら、すぐにやる…というように。
家族や友人との約束も大切です。約束を守らず、ドタキャンしたり、頼まれたことを放置したりしていると、摩擦もふえて、最後は期待されなくなるでしょう。
言っていることと、やっていることがチグハグだと不信感が生まれます。裏表がある、嘘をつく、見栄を張る、ごまかすなどで“信頼貯金”は一気に目減りします。
「守れない約束はしない」のも約束を守るコツ。「今度、ゴハンでも」「行けたら行きます」といった社交辞令も、言葉が軽くて不信感を生むもと。礼儀をわきまえつつ、正直で誠実でいることが信頼のベースだと思うのです。
☆「信頼」は築くのに時間がかかりますが、崩れるのはあっという間です!
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