未熟な防衛機制⑥
- シリーズ1
⑥希望的観測
希望的観測は根拠もないまま不安を避けるために「こうあって欲しい」
などという希望的な観測を「こうである」という認識として思い込む防衛機制です。
(※希望的観測の具体例)
付き合っている時に暴力的なところを見せた彼氏。どうしても結婚したいので
「暴力的なところは結婚すればそのうち治るだろう」と目をつぶるなど。
⇒その場は自分の気持ちが保たれ問題がないかのように言い聞かせますが
問題が消えたわけでも対処したわけでもないので向き合わないといけない現実から結局逃れられません。
ストレス防衛としては未熟なわけです。無理なポジティブシンキングは
未熟な防衛機制である希望的観測である可能性も高いので点検が必要ですね。