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未熟な防衛機制①

  • シリーズ1

行動化
行動化は様々な衝動や葛藤が抑圧されあ際に受け止めたり管理する訳ではなく
実際に行動に移すことを言います。

行動化の特徴として実際に行ってしまう行動がたいていの場合
反社会的な行動であるという事です。

大きく「物質嗜癖」と「行動嗜癖」に分けられギャンブル依存症・アルコール依存症など
〇〇依存と言われている名称の多くが行動化の具体例と言えます。

■物質嗜癖とは特定の物質の摂取に関する嗜癖でニコチン、カフェイン、アルコール、
薬、食べ物、シュガーなどの法的に認められたモノか覚醒剤などの違法的な薬物はもちろん
処方箋薬依存という言葉があるように向精神薬、睡眠薬、鎮痛剤なども含まれます。

■行動嗜癖とは特定の行動に執着する嗜癖です。
行動嗜癖は具体的にはギャンブル、過食・過食嘔吐、拒食、性交、ゲーム、エクササイズ、
買い物、自傷行為、暴言、暴力などです。

(※行動化の具体例)
薬物依存症や対人関係依存、過食など問題行動として自分や周囲が認識しているほとんどが
未熟な防衛機制の中の行動化ではないかと思います。

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